惣領家の復活

小笠原惣領家長時は、天文17年(1548)、塩尻峠の戦いで武田信玄に敗退し、第三子の貞慶と京に逃れる。

長時は惣領家を復活すべく、将軍足利義輝、三好氏、上杉氏に働きかけ信濃復帰を試みるが、天正6年(1578)の謙信死後は会津蘆名氏に客分として迎えられ、天正11年(1583)会津にて病死する。

一方、長時の三男貞慶は織田家家臣となり、打倒武田に尽力する。天正10年(1582)の武田家滅亡の後、旧領に復帰する。

同年起こった本能寺の変の後は徳川家康の家臣となり、天正11年(1583)に松本城を与えられ大名として復活する。

Y.K
edit M.A

  • 最終更新:2011-04-12 22:49:18

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