跪座

読み:きざ

膝をついて爪先立った姿勢のこと。
座した人へ物を勧めたり障子や襖の開閉など、座して行動する際の即応の基本姿勢である。

跪座の姿勢は、足の指先を爪立てて、膝をついて、上体を静かに両踵の上に軽く据える。やや前傾の姿勢で静かに呼吸し、手は腿の上に静かに置く。

足の指が利いていることが大切で、足首の角度は、足先が踵よりも内側になっていること、また、踵を開かないようにすることが肝要である。

両膝頭の開きは、体格によっても異なるが、男子は握り拳一つほど開け、女子はきちんとつけるのが構えとして美しく自然である。


跪座1ed2.jpg  跪座2ed4.jpg

Y.K
add M.A

  • 最終更新:2011-04-06 20:29:26

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