小串会

こぐしえ と読む。歩射の中の遊射のひとつ。

歩射の儀式でも「草鹿式」や「円物」のように騎射から転じたものと、「大的」や「小串」のように元々歩射のものがあります。小串は式ではありません。小串会といって遊射にあたります。的は直径七寸、厚さ五~六分の樫または欅の板を円形に作り、髪または綿を等で盛り上げ、白なめしの革で包み、矢当ての星(中央の星)は直径三寸に黒く書きます。板の端から一寸程度下げて二箇所宛二箇所に穴をあけ、これに革の乳をつけて吊り下げます。射距離は十五杖(35m程度)程度として、的中を競います。

三郎

  • 最終更新:2011-02-17 21:16:18

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