多度大社

由緒(ウェブサイトより)

多度山は昔から神が在わします山と信じられ、人々は、農耕に恵みの雨を乞い、出生に安産を祈るというように、日々の暮らしの平穏や家族のしあわせを祈り続けてきました。その願いを神に届ける使者の役割を果たすのが、多度大社に1500年前から棲むといわれる白馬です。古来より神は馬に乗って降臨するといわれるように、神と馬との関係は深く、馬の行動を神意のあらわれと判断するところから、多度大社でもその年の豊作、凶作を占う「上げ馬神事」を毎年5月4日5日の多度祭で行っています。かつて、多度山の小高い丘の上には、遠くに広がる街並みを見はるかせ、人々の折節の喜怒哀楽を静かに見つめている白馬の姿がとらえられたと聞きます。天翔る馬には翼を与えたように、その姿を変えて神の懐へと走り去ると、人々の幸せや出会い、喜びを乗せて、再びこの地へ舞降りてくると語り伝えられています。

御祭神(ウェブサイトより)

【多度神社】

多度大社の本宮として多度谷に御鎮座されます『多度神社』は、主祭神として「天津彦根命」(アマツヒコネノミコト)をお祀りし、相殿に面足命(オモタルノミコト)・煌根命(カシコネノミコト)をお祀りしております。
 主祭神たる「天津彦根命」は、伊勢神宮の御祭神天照大御神の五男三女の御子神の第三皇子です。この関係から当大社は、「北伊勢大神宮」と称され「お伊勢まいらばお多度もかけよ、お多度かけねば片まいり」とも謡われており、庶民の伊勢参宮の折には当大社へも必ず参拝したことがうかがわれます。
 また『新撰姓氏緑』には「桑名首、天津彦根の男、天久之比乃命の後なり」とあるように、北伊勢地方の氏族の神、つまり氏神様としてお祀りした神様で、その御神威もあらたかで、産業開発・商工業繁栄の神として仰がれています。

当流の奉納行事

三重県桑名市多度町の多度大社では平成3年に多度町の祭りとして復活。
それ以来、毎年11月23日の勤労感謝の日に午後1時より流鏑馬祭りとして流鏑馬が執り行われております。
諸役には町長始め保存会の方々、また公募による参加者も多数参加されます。



                                                         K.S






















  • 最終更新:2011-02-16 00:37:35

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